社長挨拶 社 史 組織図 プレスリリース ポリシー 薬よもやま話
学習室 給湯室 今後の予定      

会社の正面玄関に戻る



【薬よもやま話】

ここでは、「薬、よもや?!・・・真話」を紹介します。
よもや、そんなことが?というような薬にまつわる真実、裏話。




(第1話)

■1847年、イタリアのA・ソブレーロは、濃硝酸と濃硫酸の混合液にグリセリンを加えると、オリーブ油のような油ができることを発見した。

→「発見した」ってね、、、どうして上の3つを混ぜる気になったんだよ!? 何ができるか予想していたなんて思えないね!きっと子どもの頃からイタズラ好きだったオヤジだったんだな。

■A・ソブレーロは、この油を指の先にほんのわずかつけてなめてみた。

→おおおお〜〜〜いいいぃぃ! なんで舐めるんだ〜〜〜!!?? なんで舐める気になるんだよ。そんな硝酸と硫酸が混じっている油をさ。 はらをこわすぞ! 昔から、道に落ちているものでも食っていたんかい?

■なめてみると、芳香味があったが、無臭だった。しばらくすると、頭痛が彼を襲った。

→ほ〜〜〜〜〜ら、みろ!! そんな変なもん舐めるから、そうなるんだよ!

この油に圧力をかけると爆発した。

→これが、また分からん。「舐めてみる」と「圧力をかけてみる」って、どう考えても関連ないぞ!おい、支離滅裂だぞ。 子どもみたいだぞ。なんでもやってやれ!てか?

■ソブレーロは、この事実をフランスの科学雑誌に同年の夏、発表した。

→そんなもん、科学雑誌に論文として、投稿すんなよ、子どものイタズラと五十歩百歩なのに。。。

■この記事がフィラデルフィアの医学校の医師コンスタチン・ヘリング教授の目にとまった。

→どこに興味をもったんだろう? きっとこのおやじも「トンデモオヤジ」に違いない。

■薬になるかもしれないとヘリング教授は、その油を同じ方法で合成しようと努力した。

→試すなよ、そんなもん、子どものイタズラなんだからさ。

■ヘリング教授は、夏、反応容器を氷で冷やしたしたがダメだった。

→ほらね。だからさ、無駄だって。

■やがて、冬になり、科学者モリス・デービスは、ソブレーロと同じ方法で油を作ろうとした。

→なんで、こんな「トンデモオヤジ」がこうもいるんだろう?科学者って、みんなそんなの?(はい、みんな大体、こんなもんだと思って間違いありません。)

■デービスは成功し、目的の油、約20滴を得た。12月7日、彼はこのことをヘリング教授に手紙で送った。
ヘリング教授は、この油でいろいろ試験した。この油をアルコールに溶かして、それを砂糖つぶに染み込ませた。この砂糖つぶを舌の下に与えて反応をみた。5人で49回テストした。

→おい!5人から同意をとったんだろうな?いや、きっと取ってないとみたぞ。今ならGCP違反だ!!

■その結果、1分以内に頭痛が起こり、脈拍が増え、これは10分から1時間続くことが分かった。この結果からヘリング教授は、この油は「狭心症」の治療に使えるかもしれないと思った。

→この発想がもう常人とは思えない。なんでも使えそうなのは、使ってしまえ!的発想だね。

■この油こそが、「ニトログリセリン」であり、狭心症のフェーズ1をヘリング教授がやったことになる。しかし、ニトログリセリンが狭心症の特効薬として世界に認められるまでには、さらに時間がかかる。
一方、1863年、スウェーデンのアルフレッド・ベルンハルト・ノーベルは、この油と黒色火薬を混ぜ、ダイナマイトを発明。

「新薬」はいつも「トンデモオヤジ(オバン)」のぶっとび発想から生まれる

社長挨拶 社 史 組織図 プレスリリース ポリシー 薬よもやま話
学習室 給湯室 今後の予定      


会社の正面玄関に戻る

inserted by FC2 system