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バジルさんの治験体験記(3)


そして 次の日 問い合わせたクリニックへ行ってみる事にした。
医者選びは 1、待ち時間が少ないこと。2、腕ヨシ ルックスヨシ。が基準である。このクリニックは1のみ。。。ああ。。
 
待合室に片頭痛の治験のチラシが貼ってあった。後期第2相段階の治験で1回薬を飲むだけのものだった。
後期第2相段階の治験というのは 薬の量の反応をみるもので 3種類の治験薬をつかう。ひとつは適量入っているもの、ひとつは半量以下のもの、ひとつは薬が入っていないプラセボと呼ばれる偽薬。この3つのうちのひとつをもらい飲む。誰も、どれが当たりなのかはずれかわからない。
・・・・この治験 受けてみようかな。

・・・・名前が呼ばれた。
「お電話で問い合わせされていたA社の治験の件ですが、こちらからも A社に問い合わせをしましたが、この地域での募集は終わっているということでしてまことに申し訳ないことをしましたね。せっかく応募してくださったのに・・・こちらへ来る営業とインターネットの内容には隔たりがあるようです。これはきちんと管理しないといけない問題だと思いますね。」
(問い合わせしたことについてはきっちりとした答えを出してくれる先生のようだ。)

チラシの治験のことを相談した。
「この治験はB社のものですが、A社がつくっていて世界各国でもう発売されてます。あとは日本人に合う用量を調べている段階です。参加していただけますか。ありがとうございます。この治験にかかる検査・薬は全部製薬会社が負担します。治験に関して治験コーディネーターからお話しますからこちらへどうぞ。」 
と、先生はカルテにわたしの似顔絵を書きながら言った。(何でカルテに似顔絵書くんだ?)




<つづく>


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