2006年の夏に贈る
医薬品開発者にお奨めの100冊(その5)
治験関係の本からビジネス書、サブカルチャー、文芸書、そしてコミックまで。
(バイアスが入るといけないので、ランダマイゼーションしています。・・・・・つまり、思いつき、っていうわけです。)
2006/07/16
81 | ■普通の生活 景山民夫のエッセイが好きだった。都会人のための入門書みたいに読んでいた。 もちろん、小説もね。 景山民夫って、大人だったんだよね。 ■遠い海から来たCOO ■虎口からの脱出 |
82 | ■ビジネス版 悪魔の辞典 この手の本がたまらなく好きだ。(悪魔の辞典:治験編) 真理をついていて、感心したり笑ったり。 きっと人間って、基本的に滑稽なんだなと思う。 少なくとも僕はひねくれもんだってことかな。 ■大学教授 コテンパン・ジョーク集 - Classic Jokes and Puns on Professors ■世界の日本人ジョーク集 |
83 | ■問題解決プロフェッショナル「思考と技術」 この手の問題解決ノウハウ本は巷に数多く出ている。 大切なのはこれらの本をたくさん読むことではなく、一冊でいいからよく読んで、それを実践することだ。 そういう意味では本書は王道を行く本となっている。 本書で紹介している手法をとことん使いまくること。 |
84 | ■アウトブレイク この本に書かれていることは(当時は)SFだったが、今では、ありえない話ではない。 致死率も感染率も高い病気が発生する。 たとえ、それが自然のものだとしても、人間の手によるものだとしても。 その時、科学者は、政治家は、人間はどう考え、動くのか。。。 私たちがこの本から受ける印象は、もう現実のものだ。(実在する会社名が出てきたりして怖い) |
85 | ■アインシュタイン150の言葉 僕たちの宇宙観を変えてしまったアインシュタインは僕たちの人生観も変える言葉を残してくれている。 アインシュタインが舌を出した有名な写真が有るが(本書の表紙に使われている)、あの写真に負けず劣らず、彼の言葉はウェットに富み、ときにブラックでもある。 彼が科学に言及する時の言葉はもちろん宇宙の物理をいろんな角度で表現してくれているが、人生や人間性に言及するときも本質を見抜こうとする科学者魂が宿っているかのようだ。 「人間の邪悪な心を変えるより、プルトニウムの性質を変えるほうがやさしい。」 確かに!! プルトニウムの性質を変えることはできているが、人間の邪悪な心を変えることはまだできていない。 このシリーズとしては以下もお奨め ■世界一の毒舌家マーク・トゥエイン150の言葉 ■ジョン・レノン120の言葉 |
86 | ■熱気球イカロス5号 日本で初めて熱気球を飛ばした高校生のドキュメンタリー。(著者は梅棹忠夫氏の息子だ。) 有名進学高校をドロップアウトして熱気球を飛ばすまでが記録ふうに書かれている。 僕はこれを中学2年生の時に読んで、それ以来・・・・・・・。 さらに決定的だったのがムツゴロウ先生の下の本に出会ったことだ。 ■ムツゴロウの青春記 |
87 | ■科学者の熱い心―その知られざる素顔 科学者は知識だけでは駄目だ。長く苦しい研究下では想像力と熱い情熱が不可欠。 そんな科学者のエピソード集。 |
88 | ■会議力トレーニング 僕は一時期、会社にいる時間の8割が会議だった頃がある。 本当に会議ほど貴重な人生の時間をロスするかどうかがはっきりするものは無い。 自分の人生と他人の人生を大切にするなら、これくらいの会議をマネジメントする力が無いといけない。 今、20歳台の人には超お奨めだ。(これからきみたちの前には会議の波が永遠と続くからね。) |
89 | ■10歳からの相対性理論―アインシュタインがひらいた道 この本で僕は初めて相対性理論の端っこが分かったような気になった。 (重力は空間の歪みだ、とか、速度の速い人の時計は遅くなるとか。) 難しいことをこれだけ分かりやすく書くということはとんでもない才能だと思う。 |
90 | ■世にも美しい数学入門 最近では『国家の品格』で有名になった数学者の藤原正彦氏と作家の小川 洋子さんの対談集。 前述の「博士が愛した数式」や「放浪の数学者エルデシュ」、「天才の栄光と挫折」と一緒に読むと面白さは100倍です。 |
91 | ■米国最新治験事情 この本を読むと日本の治験事情がアメリカよりも30年以上遅れていることが分かる。 本書を夢物語のように読まないで、どうしたら、日本の治験事情が良くなるかを考える材料としたい。 |
92 | ■図説 世界を変えた科学の大理論―ニュートン力学から宇宙論まで、現代文明を支える科学の全貌 本当に世界を変えてしまった科学の理論をざっとだが俯瞰できる。 科学の最先端技術や理論って、それが見つかってから50年は経たないと一般市民の生活レベルにまで普及しないんだね。 |
93 | ■ソフィーの世界―哲学者からの不思議な手紙 僕が初めて哲学というものに興味を持つようにさせた本だ。 最初はNHKのラジオドラマでやっていた。それを本屋で見つけて、即、購入。 それ以来・・・・・ |
94 | ■天才数学者たちが挑んだ最大の難問―フェルマーの最終定理が解けるまで つくづく数学者や科学者というものは孤独な仕事だと思う。 薬学などの実験科学者はまだ研究室で多くの人たちと話しながら研究するが、数学者となると個人の頭脳の中で考えている時間が多い。 それはまぁいいとして、この最終定理が解けるまでの多くの数学者(日本人も含めて)の苦闘が下手な小説よりも面白い!そりゃそうなんだよね、だって、実話なんだもの。 |
95 | ■クラインの壷 ■致死性ソフトウェア〈上〉 ■致死性ソフトウェア〈下〉 日本人とアメリカ人の代表的なサイバーSF。 今となってはどちらもSFとは言えないかもしれない。(現実に起こりえる話として。) 暑くて寝苦しい夏の夜にはピッタリだ。 |
96 | ■サラダ記念日―俵万智歌集 ■声に出して味わう日本の名俳句100選 この2冊は短歌や俳句が初めての人でも難しく考えずに味わえる。 たまには韻文の世界で遊んでみませんか? |
97 | ■心は量子で語れるか―21世紀物理の進むべき道をさぐる 素粒子等の物理学の知識が無くても楽しめる本だ。 著者のペンローズは意外なところに「心」の発現を求めているが、果たして、どうなることやら。 今世紀中には解明されるのだろうか? |
98 | ■イチロー 262のメッセージ ■メー言―メールで送る名言集 ■トップランナー格言集 生きる ■トップランナー格言集 考える 本当に僕は名言、格言が好きだな。多分、自分が言葉を持っていないからだ。 ただ単に長い文章を読むのが苦手なのかもしれない。 |
99 | ■長距離走者の孤独 ■ライ麦畑でつかまえて どちらも青春の孤独を考える意味でお奨めの本。 僕たちはどこへ向かって走り続けているのだろうか? |
100 | ■はがき ^^; |
最初の20冊 | 2番目の20冊 | 3番目の20冊 | 4番目の20冊 | 最後の20冊 |
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