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2006年の夏に贈る
医薬品開発者にお奨めの100冊(その4)

治験関係の本からビジネス書、サブカルチャー、文芸書、そしてコミックまで。

(バイアスが入るといけないので、ランダマイゼーションしています。・・・・・つまり、思いつき、っていうわけです。)
2006/07/16

61 統計解析のはなし―データに語らせるテクニック

本書が書かれたのはかなり前だが幸い、モニターのとっては統計解析について、ここに書かれている程度の知識が有れば、とりあえずOKだ。
自分たちが集めたデータを統計解析にかけるとは一体、どういうことなのか?
統計解析の基本的な考えたとは? ・・・・・・などが学べます。
統計解析の基本を知っているモニターと知らないモニター。
当然、CRFの見方が違ってきます。
62 精神と物質―分子生物学はどこまで生命の謎を解けるか

利根川博士がノーベル賞を受賞して間もない頃に立花隆氏がロングインタービューを行った。
本書はその時の記録である。

利根川博士の科学に対する飽くなき探究心と一流の科学者の条件などが裏話しを交えて面白く紹介されている。
63 物理屋になりたかったんだよ―ノーベル物理学賞への軌跡

2002年ノーベル物理学賞受賞者・小柴昌俊の自伝。
小児麻痺の後遺症を克服し、東大をほとんどビリに近い成績で卒業して以来、カミオカンデで「超新星ニュートリノ」を観測するまでの、破天荒な軌跡。

ノーベル賞を受賞するためには頭の中で考えているだけでは駄目で、実行してなんぼのもんや、という博士の思想が根底に流れている。
64 ノーベル賞の発想

本書は、「科学朝日」の1984年8月号から5回に渡って連載されたものに加筆され一冊になったもの。
ノーベル賞の中の自然科学部門(物理学賞、化学賞、医学生理学賞)の受賞者23人に対して行われたインタビュー記事が中心になっている。
このインタビュー記事が非常に興味深く、示唆に富んでいる。
受賞者の発想のエッセンスとでも言うべきものだ。

例えば日本人では江崎玲於奈博士と故福井謙一博士が紹介されている。
江崎博士は「本質を見抜く力」を福井博士は「基礎力」を強調している。
それも、多くの実体験を基に話されているので、納得度が増す。
たまらなく、ノーベル賞を取りたくなるぞ!

65 ソロモンの指環―動物行動学入門

ノーベル生理学賞を受賞したコンラント・ローレンツ博士のエッセイ。
あの「刷り込み」理論を立ち上げた博士だ。
これが、実に面白い本にできあがっている!!
ムツゴロウ先生も真っ青な生活をしていたことが分かる。
ちなみに次の本も面白い。自然科学とペット好きにはたまらない本です。

人イヌにあう
66 薬 ― DRUGS

一般市民用に書かれた「薬」の本だが、専門の薬剤師が読んでも面白い。
人類と薬との出会いから、その歴史、最近のトピックスまで読みやすく書かれている。
勉強というわけではないが、薬に興味を持つためにはいい本です。
67 リング
らせん
ループ

映画化もされたホラー小説。
このシリーズは少なくとも上記の3冊をセットで読まないと完璧に面白さが分からない。

作者は違うが面白いホラー小説をもう一冊紹介します。

パラサイト・イヴ

東北大学薬学部のドクター(瀬名 秀明)が書いたホラー。
ミトコンドリアの説明など、さすが薬学博士だ。
68 日本一心のこもった恋文

全国からコンクールに応募された「恋文」集。
大賞を受賞した「恋文」は泣きます。
じ〜〜んとしたい時は、これを読みます。

その他にも次の「日本一短い手紙」シリーズは心温まるものから、しんみりするものまで、読み応えがあります。

日本一短い手紙「いのち」―一筆啓上

日本一短い「母」への手紙―一筆啓上

日本一短い手紙「私へ」―一筆啓上 ・・・・・・など等
69 笑う警官

スゥエーデンの夫婦作家の警察物語。(全10巻を読むとなお面白い)

ベトナム反戦デモが荒れた夜、放置された一台のバスに現職刑事八人を含む死体が!
史上初の大量殺人事件に警視庁の殺人課は色めき立つ。
アメリカ推理作家クラブ最優秀長編賞受賞の傑作。
70 真犯人

検死官であるドクタースカペッターのシリーズモノ。
シリーズの中で主人公たちがきちんと年齢を重ねていくのでシリーズ全体で読んでも面白い。
71 それぞれの山頂物語―今こそ主体性のある生き方をしたい

自殺したくなったら曽野綾子を読む、という選択肢があることを僕は知っている。

二十一歳の父
72 わたしが・棄てた・女

病気に対する社会の偏見は古くて新しい問題だ。
遠藤周作氏の本書はまさに、その問題を正面から取り上げ、そして人間の尊厳とは何かを読者に突きつけてくる。
73 検察側の証人

ミステリー界の女王、アガサ・クリスティーの傑作。
最後の最後まで気を緩めてはいけないぞ。


そして、次の本は日本の小泉 喜美子さんのミステリー。
ひょっとしたら、読み終えても「本当」のトリックに気がつかないかも。

弁護側の証人

74 夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった

谷川俊太郎氏の乾いた文体で書かれた詩に僕は最初、とまどった。でも、次の瞬間には快感に変わっていた。
75 聞いちゃった!―決定版「無名人語録」

1年のうち300日以上を旅で暮らしている永六輔さんの「語録集」。
でも、本当は旅の街中や電車の中で聞いた無名人たちの言葉なのだ。
その言葉が小気味良い。
76 竜馬がゆく〈1〉

江戸末期の動乱を走り抜けた青年の物語。坂本竜馬。
僕が唯一、読んで楽しかった歴史モノ。
77 世界の終りとハードボイルドワンダーランド―Hard‐boiled wonderland and the end of the world


初めて読んだ村上春樹の本は大学4年生の夏、帰省途中のキオスクで買った「風の歌を聴け」。
電車を飛び降りると、すぐに「1973年のピンボール」を買いに本屋へ走った。
「羊をめぐる冒険」を読んで僕は作家になることを諦めた。

風の歌を聴け
1973年のピンボール
羊をめぐる冒険
78 赤頭巾ちゃん気をつけて

庄司 薫氏のいわゆる4色物語(赤、黒、白、青)は高校時代にむさぼり読んだ。
このあたりから、僕の人生がちょっとおかしくなってきたんだ。
(ちなみに、庄司 薫氏の奥様はピアニストの中村紘子さん。)

さよなら快傑黒頭巾
白鳥の歌なんか聞こえない
ぼくの大好きな青髭
79 森田療法

「あるがまま」を受け入れることにより人間は生きていける。
「積極的受容」から「自己実現」へ。
うつ病が増えてきた現代人には必読の書だ。
80 医者がくれない世界の良薬

日本の医療現場の実情を訴えたもの。
インターネットを使って薬の情報を集める方法なども紹介している。
本書が書かれてから3年経つが、治験の現場ではあまり変化が無いことが寂しい。


最初の20冊 2番目の20冊 3番目の20冊 4番目の20冊 最後の20冊







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