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新入社員におすすめの本 新入社員に読ませたい本これだけは新入社員に読んで欲しい本、新入社員にお薦めの本、新入社員への推薦図書100冊

 

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新入社員におすすめの本
新入社員に読ませたい推薦図書100冊(その3)

2007/03/26

新入社員に贈る言葉
非の打ち所がないほどうまくなるまで待つなら、人は何もしないだろう。

ジョン・H・ニューマン

今日の一言、今週の二言


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41.入社3年までに習慣づけるスケジュール&時間管理


いつも時間が足りない、残業ばかりで自分の時間がない…と嘆く人がなんと多いことか。
そんな悩みを持つ人に読んでほしい「時間の使い方」。
仕事内容も考え方も違う1人ひとりには、それぞれに最適な時間の使い方があるはず。
そんな「自分の時間管理法」を見つけるために、基本となる考え方・知っておくとよいコツの特集だ。
一人ひとりの「そうだったんだ!」が見つかる、超シンプルな“考え方”と“コツ”。
これ1冊で、時間管理のすべてがわかる。


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42.上司を動かす50の方法―出る杭でも愛される部下の具体例


性格が合わない、考え方が違う、指導に不信感……うまくいかない上司とどうつき合い、どう仕事を進めるか。
仕事が嫌になる前に読む本。

性格が合わない、考え方が違う、指導に不信感……上司に対してそんなことを感じたら、仕事に打ち込めず、とっても疲れる。
事実、職場での悩みというのは、仕事それ自体よりも、上司との人間関係を上げる人が多く、退職や転職の大きな理由にもなってる。
上司は選べず、しかも相手は大人。
性質や習慣などはそうそう変えられるものではない。
 
では、うまくいかない上司とは、どうつき合っていったらいいのだろう?
どんな上司でも、上手に動かして、気分よく、効率よく仕事を進めるには?
 
本書にはつき合いにくい上司を乗り越える方法と考え方を50の具体例が紹介されている。
入社そうそう、会社を辞めたくなっている人におすすめの本。


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43.上司は思いつきでものを言う


本書は上司への対応法を説くビジネス書ではない。
「上司は思いつきでものを言う」ことが、なぜ起きるのかを社会的、歴史的に論じる一種の文化論である。
 
会社は上司のピラミッドを骨格として、現場という大地の上に立っている。
「上から下へ」という命令系統で出来上がっていて、「下から上へ」の声を反映しにくい。
部下からの建設的な提言は、拒絶されるか、拒絶はされなくても、上司の「思いつき回路」を作動させてしまう。

「下から上へ」がない組織とは、現場の声を聞かなくてもいい官の組織に似ている。
著者はこうした官僚的思考パターンは、日本人の中に深く根を下ろした儒教によって生まれていると分析。
儒教の浸透が日本社会に与えた様々な影響についても論じている。

「橋本 治 」(男、東大、どこへ行く? 桃尻娘)という「思いつきでものを言う作家」と、どうつきあうかも学べる……。


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44.若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来


年功序列は終わったと言われて久しい。
いまや、上場企業の約9割で成果主義が取り入れられている。とすれば、やる気と才能、そしてハッキリしたキャリアビジョンさえ持ち合わせていれば、若くても活躍できる時代になったのだろうか。
いや、そんなことはない。状況はむしろ逆だ。
いまの時代、汗水たらして働いても、若いときの苦労はけっして報われない。
下手をしたら、一生下働きで終わる可能性もあるのだ。

そんな恐れもあることを知っておくのも良い。

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45.人は「暗示」で9割動く!―人間関係がラクになるコミュニケーション心理術


『デキる人がこっそり使っている「心理誘導」のルールとは?』

●どんな人とも、良好なコミュニケーションをとれるようになる
●人をスムーズに説得できる
●衝突せずに、賢く意見を通せるようになる

こんな方法があったら、ちょっと試したくならないだろうか。
コミュニケーションにまつわる悩みは尽きない。
どんなに論理的に話しても、キチッと意見を言っても、相手がいっこうに耳を傾けてくれない。
悪くすると反発されてしまい、上手にコミュニケーションをとれない。
ましてや人を動かすなんて・・・・・・。

そこで、「暗示コミュニケーション」の登場である。

これは「言葉づかい」「表情」「しぐさ」にちょっと気を配るだけで、人に好かれながら「あらゆる場面」でスイスイと人を動かしてしまう心理術だ。
意識して行っているのか、あるいは数多くの経験をもとに自然と行っているのかは別として、実は、デキる人の多くが「暗示コミュニケーション」を実践している。

一読の価値はある。


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46.「心のブレーキ」の外し方~仕事とプライベートに効く7つの心理セラピー


「心のブレーキ」とは、誰もが心の奥底に持つ「潜在意識の現状維持メカニズム」のこと。
このメカニズムが働く限り、あなたの人生は変わらない、というのが、本書の主張だ。
頭(顕在意識)で何を考えても、潜在意識がブレーキを踏むと言われている。
「頑張ってもうまくいかない」「ヤル気が出てこない」「こんなはずじゃなかった」…などの原因は「心のブレーキ」というわけだ。
本書では、そんな「心のブレーキ」の外し方を紹介している。

おまけにCDまで付録でついてくる。(これが結構、きわどくて面白い!)
潜在意識系の本では、かなり上位に入る本だ。

僕には「心のブレーキ」の踏み方、という本があっているかもね。


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47.大丈夫!みんなあなたのことが好き―職場の人間関係がラクになる22の処方箋

多くの人が抱える職場でのストレス、上司・部下・同僚との間に生じる人間関係の悩みを解消する方法を具体的に紹介している。
職場を改善するのか。 上司を改善するのか。 それとも、あなた自身を改善するのか。
いずれにせよ、いまの職場の人間関係に問題があるなら、愚痴を言っているだけでは何も解決しないのだ。
「早く月曜が来て、会社に行きたい!!」
日曜日の夕方に、心からそう思える、そんなワクワクするような職場にしようじゃないか。


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48.アサーショントレーニング―さわやかな「自己表現」のために


絶対に身に着けておいたほうが良いスキルがある。
それが「アサーション」だ。

この本の中で「人を傷つけないにこしたことはないけれども、傷つけることもありうると覚悟する」とある。
人を傷つけないように控えめにものをいう人は、相手にもそれを要求し、かえって、相手が無神経な発言をすると攻撃的になる、という矛盾をかかえている。
自分に正直に話すことで、相手との率直な会話が楽しめるのだ。

アサーションを知らない初心者の私でも入りやすい内容になっている。
身近な具体例をあげていていたり、チェックリストなどもある。

コミュニケーションスキルにコンプレックスを持っている人、特に
 ・相手をいたわり、自分の言いたいことをうまく主張できない
 ・自分の主張を通しすぎて、相手を傷つけてしまう
という人。
自分では気がつかないかもしれないが、このような人は多いのではないだろうか。
そのような人にお勧めするのが「アサーション・トレーニング」である。

コミュニケーションスキルを伸ばしたい人には是非一読をお薦めしたい。


アサーション・トレーニング―さわやかな「自己表現」のために (楽天)

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48−2.自己カウンセリングとアサーションのすすめ


ありのままの自分を知り、悩みにふりまわされず、自分を素直に表現し、無理なく前向きに生きる術。
自分づくりの基本テキスト。

自分はどんな人間か、自分とつき合うということはどういうことか。
自分とつき合うことと自己表現(アサーション)の密接な関係について再考することで、自分を素直に表現し無理なく前向きに生きる術を紹介している。


自己カウンセリングとアサーションのすすめ (楽天)

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49.アタマにくる一言へのとっさの対応術


50万部突破の言葉の護身術、待望の文庫化だ。僕がこの本を買ったのがもう4年ほど前だ。

職場や家庭、学校で相手のちょっとした一言に傷ついてしまったり、そのあと何日も嫌な気分を引きずってしまうというのはよくあること。
カチンとくる一言を言われたとき、言われっぱなしで黙ってしまうのも悔しいが、かと言って、売り言葉に買い言葉とばかりけんか腰になっては、その後の人間関係に支障をきたす。
いったいどうしたらいいのだろか?
この本では、日常生活のさまざまな場面を想定して、各状況ごとにどんな対応をすればいいのか、分かりやすく説明している。
相手との人間関係を壊すことなく、自分の心もしっかりとガードする対応を身につけておいて損はない。


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50.Happy名語録―一瞬で人生が変わる!

「3秒でハッピーになる名言セラピー」の第3弾。
「人は言葉で生まれ変わることができる」をテーマに、3秒で目からうろこが落ちるようなエピソードが紹介されている。
本作では、16000名の会員数を誇る名言セラピー・メールマガジンで募集した「あなたの人生を変えた名言エピソード」の中から、「名言セラピー金賞」を受賞した「読者セラピー」も数多く紹介されていて、これがまたいいのだ。


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51.人は見た目が9割


喋りはうまいのに信用できない人と、無口でも説得力にあふれた人の差はどこにあるのか。
女性の嘘を見破りにくい理由とは何か。
すべてを左右しているのは「見た目」なのだ、と主張する。
顔つき、仕草、目つき、匂い、色、温度、距離等々、言葉以外の膨大な情報が持つ意味を考える。
心理学、社会学からマンガ、演劇まであらゆるジャンルの知識を駆使した「日本人のための非言語コミュニケーション」入門。


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52.バカな職場 それでも成果を上げる心理学


一人ひとりはまっとうな感覚や判断力を持っているのに、人が集まり会社組織となった途端に、なぜか理不尽なことが起き始める。
不正、内部告発、保身、社内不倫、意味のないノルマ、物事が決まらない会議、報復人事、情実人事、しがらみ…。
サラリーマン社会で「おかしな出来事」が起きる理由を、専門家がわかりやすく解きほぐている。
こんな会社ばかりではないが、こんな会社も実は存在する現実を知っておいたほうがいい。
もしも、おバカな職場に配属されたら、あとはどうするかは、おバカでないあなたが考えるのだ。


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53.上司も知らない「仕事の仕方」


「本当の仕事」をするための9つの提言。
いわゆる仕事を「仕事」と「作業」に分けて本当の意味での「仕事」をより多くやるためにはどういう考えをすればよいのかをそこそこ分かりやすく解説してある。
なるほど、確かに仕事ができる人は思ったよりもバタバタしていない。
スケジューリングと自分のやるべき仕事、やらなくても良い作業に切り分けて日々の仕事をしているように見える。
そういった行動の仕方を具体的に解説している本なので、これを元に実践をしていけば、デキる人になれるかも・・・。


上司も知らない「仕事の仕方」 (楽天)

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54.「話し合い」の新技術


会議やプロジェクト活動を円滑に進行させる技術である「ファシリテーション」の考え方をベースに、話し合いに必要な技術を「七つの原則」という形で紹介。
若手でまだ「会議」関係の本を読んでいないなら、入門編として最適。


「話し合い」の新技術 (楽天)

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55.「管理職」と呼ばれる人の全仕事術―これだけは知っておきたい

え〜〜!?もう、管理職の本? って思うよね、誰もが。
でも、管理職の仕事が分かると、自分がどう働いているのかも見えてくる。

部下を一人でも持ったら何が、どう変わるのか? 何を、どうしなければいけないのか?
部下として上司に仕えていた人が、はじめて「人を使う立場」になると何が変わるのか。
何を「管理職として」しなければならないのか。
管理職(上司)としての基本的な任務、およびその効率の良い仕事術を「一問一答形式」で平明に、読物風にわかりやすく解説していく。
素材となる資料も豊富、ケーススタディ(具体例)もふんだんに盛り込まれている。
初任管理職の教科書のみならず、中堅管理職にもあらためて読んでもらえる構成になっている。

悩める「管理職」を救い、何も知らない新入社員に知恵を授ける一冊!

「管理職」と呼ばれる人の全仕事術―これだけは知っておきたい (楽天)

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56.経営参謀の発想法


「経営参謀」「発想法」という書名に古めかしいものを感じながら文庫本と軽く見ていたら、中身が濃いので驚いた。
コンサルタントの正しい発想法とスキルがわかりやすく丁寧に書かれている。
コンサルの手法はプロのコンサルタントだけのものでは、無論、ない。
文庫本だから読み流してしまいやすいので、別のハードカバーの本(例えば齋藤嘉則「問題発見プロフェッショナル」)と併読するとシナジー効果で理解が深まる。


本書では、「戦略立案」、「組織改革」、「リーダーシップ」という3つの要素について具体例を挙げながら分かりやすく説明されている。
類書と異なるのは、後2者、特にリーダーシップに関して触れられている点である。
その背後にあるのは、「組織は戦略に従う」という考え方であり、その説明にはうなづかされるものが多かった。

無論、同著者の「経営参謀が明かす論理思考と発想の技術」(PHP文庫)も続けて読むことをお勧めします。


経営参謀の発想法 (楽天)

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56−2.経営参謀が明かす論理思考と発想の技術


問題解決、判断力、プレゼンテーション、表現力等に必須の「論理思考」が“目から鱗”で身につく画期的な内容。
「演習問題」で自分の実力・レベルがわかるように平易にかつ理解しやすいように構成。
「コンサルタント能力の最大の鍵はロジックである」という、その手法、ノウハウを全公開。全項目読み切り構成なので、どの項目からでも自由に読める―実践書の決定版になるだろう。

各項目がきれいに細分化されており、どの章からでも読めるように配慮されています。
たとえば、論理思考をすでに身につけている方は、3章の練習問題を読もう!
なんと小学3年生と中学生の、国語の教科書からの出題。
これがまた難しくて、我々がいかに論理思考を知らずに教育されてきたのかを実感できる。

さらに驚くべきは最後の発想の技術です。
発想だなんて一部の天才にしかできない、と我々はあきらめがちです。
しかし本書は、どの類書よりも具体的なトレーニングやテクニックが網羅され、くだらない啓蒙書の、例えば『みんな何かの天才なんだ』とかいった文章とは雲泥の差。
その現実性に戦慄すら覚えます。


経営参謀が明かす 論理思考と発想の技術 (楽天)

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56−3.意思決定のための「分析の技術」―最大の経営成果をあげる問題発見・解決の思考法


「分析」には確かな切り口と方法論があり、その技術は磨き、蓄積し、改善することができる。
豊富な事例をもとに、有効かつ実行可能な全体最適の経営判断を導く戦略思考の枠組みを提示する。

実際のコンサルタントがまとめた本なだけに、論理だった内容で、かつ、判りやすい内容だ。

色々な「考えるためのフレームワーク」が適度な事例とともに紹介されていて、いかに自分がMECEに考えられていないか、効率よく考えていないかを思い知らされる。
こういった分析の考え方は、ビジネスを考えていく上では、誰しもに必要なスキルであり、そういった意味では手元に置いておき、困った時に読み返すことで、自分のものにしていくことが重要だ。

ビジネスの世界で、「事実」をどう把握して単なる「分析」におわらせずに「意味」まで到達していくのか、世の中で経営企画的な仕事をしている人々にとって、永遠のテーマの一つだ。
その入り口として、この本の内容は非常に明快なアプローチと事例で目からうろこを落としてくれること請け合い。

僕も仕事をしながら何回も読み返している。


意思決定のための「分析の技術」―最大の経営成果をあげる問題発見・解決の思考法 (楽天)

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57.戦略立案ハンドブック


経営戦略に関する書物は多数出版されているが、その著者の研究分野が中心に論じられることが多く、経営戦略論の全体像が解説されたものは意外に少ない。
しかし本書は、著者の専門や伝統的な戦略論にとどまらず、「戦略立案におけるインターネットの役割」といったトピックや、「コアコンピタンス」「イノベーションのジレンマ」などの議論にも触れている。
具体的な事例を多数盛り込みながら、経営戦略の主要な概念と方法論が体系的に整理されているのが最大の特徴である。

本書の構成は、「導入部」「戦略的分析の方法」「戦略代替案の作成」「戦略の実行」という4つのパートからなる。
戦略的分析については、外部分析(顧客分析、競合分析、市場分析、環境分析)とその企業の内部分析に関し、それぞれの意義と手法が段階的に説明されている。
この分析に基づき、戦略代替案については、差別化戦略、コスト戦略、成長戦略、多角化戦略などにより「持続可能な競争優位」を獲得する方法が述べられている。
そして最終パートでは、組織と戦略の実行との関係について触れられている。

新入社員には、チト無理か? いやいや、読んでいるひとはもう読んでいる。


戦略立案ハンドブック (楽天)

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58.機転が利く人、利かない人―「気の利かないヤツ」「使えないヤツ」と馬鹿にされないために


実にシンプルに「機転が利く人、利かない人」を解説している。
早い話が、その場ですぐに適切な行動ができるか? ということであり、プラスアルファを思いつけるか? ということだ。
しかし、思いつかない人にとっては、それこそ「思いも寄らない」ことがある。
すると、その人にとっては、一生、それは思いつかないことなのだ。
だから、本書のようなヒント集を読んで、なるほど、世の中には、こういう頭の回し方をする人がいるのか、と思うところから始まる。
特にモニターという職業を選択したひとには欠かせない能力でもある。


機転が利く人、利かない人―「気の利かないヤツ」「使えないヤツ」と馬鹿にされないために (楽天)

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59.12の基礎力〜「キャリア」と「能力」の育て方〜


知識でも技術でも資格でもなく、それ以前に、仕事に本当に必要な“基礎力”があるのを知っていますか?

リクルートワークス研究所・大久保幸夫所長による年代別の「キャリアと能力」の育て方。
人気講演のエッセンスが本になったものだ。
雇用情勢の激動期を迎え、一人ひとりの社員が自らキャリアデザインを描き、スキルアップをしなければならない時代に突入している。
しかし、往々にして耳目に入りやすい資格等ばかりに目が向いている。
著者によれば、実は生涯にわたってキャリアを充実させていくためには、基礎となる12の「仕事力」が不可欠。
しかも、それらを培うには旬となる適齢期がある。
例えば、入社3年目くらいまでの社員が鍛えるべきは、上司、同僚から支援・協力を引き出すための「反応(リアクション)力」「愛嬌力」。
30代までに求められるのが、考え方・背景の異なるチームの中で業務をこなすための「文脈理解力」等。
さらに、40代に入れば、部下を育てるための「相談(カウンセリング)力」「教授力」も必要になる。

それらの12の基礎力を養う方法が分かりやすく解説されている。

何事も「基礎」が大切ってことだ。


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60.ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則


企業の使命として株主への利益還元がさけばれて久しい。
しかし、ジョンソン・エンド・ジョンソンのように企業が奉仕する優先順位として1に顧客、2に社員、3に地域社会、最後にようやく株主という基本理念を掲げる企業がアメリカの経営者から尊敬を集めているのも事実だ。

本書は、アメリカの主要企業のCEOから採ったアンケートによって選び出された18社の歴史に対する6年間の調査から生み出されたレポート。
企業を組織する人間が企業内に活力を生み出すのは、カネでは計れない動機づけにあるというシンプルな「真理」が、ライバル企業と比較された各社の資料、エピソードから浮き彫りにされる。


ところで、本書を読む意味って、どこにあるのだろうか?

経営者でもない、まして管理職でもない新入社員が、この本を読んだところで、会社を大きく変えることなど、できるわけがない、と思っているでしょ?
それはそうかもしれないが、せっかく企業で働く身になったのだから、その企業のことを知ることに意味はないだろうか?
そして、自分が働くことになった会社を本書をもとに分析してみるのもいいだろう。
その結果、5年後には、別の会社で働いていることになったとしても、それはそれで、本書の影響が少しはあなたに役立ったということかもしれない。

理想も持たずに働いていて、何か面白いことでもあるの?


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60−2.ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則


『ビジョナリーカンパニー』 に登場した企業は最初から偉大だった。
そうでない企業が偉大になるためにはどうすればいいのか…。
本書はまさに、その点に答えている。

本書は、全米で100万部を超えた『ビジョナリーカンパニー』の続編である。
だが、前著を読んでから本書を読んだ場合、本書に登場する「偉大な」企業があまりに地味なのに驚くかもしれない。

全米1435社の中から選ばれた傑出した業績を長期間持続させることに成功したジレット、フィリップ・モリス、キンバリー・クラーク、ウェルズ・ファーゴ等の飛躍を遂げた企業11社をそれぞれの業種で競合関係にある企業と詳細に比較・分析した結果、飛躍したこれらの企業には共通した以下のような特徴があった。

●飛躍を導いた経営者は、派手さやカリスマ性とは縁遠い地味なしかも謙虚な人物だった。その一方で勝利への核心を持ち続ける不屈の意思を備えており、カエサルやパットン将軍というよりは、リンカーンやソクラテスに似た思索する経営者であった。

●飛躍を導いた経営者は、最初に優秀な人材を選び、その後に経営目標を定める。目標にあわせた人材を選ぶのではない。

●飛躍を導いた経営者は、自社が世界一になれる部分はどこか、経済的原動力は何か、そして情熱を持って取り組めるものは何かを深く考え、必要とあればそれまでの中核事業を切り捨てる判断さえ下す。

●劇的な改革や痛みを伴う大リストラに取り組む経営者は、ほぼ例外なく継続した飛躍を達成できない。飛躍を導いた経営者は、結果的に劇的な転換にみえる改革を、社内に規律を重視した文化を築きながら、じっくりと時間をかけて実行する。


本書を読めば、企業を飛躍させる真のリーダーシップとは何か、企業の競争力を高める人材の質とは何かを考えさせられる。
そして、経営とはやはり最後は「人」なのだと確認させられる。
リーダーシップ、組織づくり、戦略、技術導入…、なかでも「第5水準の経営者」は、従来のリーダー像を覆すもので、目からうろこが落ちる。
これによると、真に偉大なリーダーとは、アイアコッカでもウェルチでもない。

もちろん、あなたが「第5水準の経営者」になって、何が悪い?


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図解 誰も教えてくれない会社のルールとマナー71


「ダメなヤツ!」という烙印を押される前に読む本。
「自分の能力を活かしたい」「早く仕事を任されたい」なら、知っておくべき会社の不文律が実はある。
絶対にしてはいけない“職場のタブー”と“ビジネスマナーの真髄”だ。


第1章 できる人だけ知っている組織のルールとマナー

第2章 今さら聞けない電話応対のルールとマナー

第3章 臨機応変来客応対のルールとマナー

第4章 お客様の心をつかむ訪問のルールとマナー

第5章 成果を出すためのビジネス文書のルールとマナー

第6章 期待を超える仕事のルールとマナー

第7章 一生の財産となる人脈作りのルールとマナー

第8章 一歩抜け出すスキルアップのルールとマナー


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